2019年02月20日 (水) | 編集 |
豊竹 空ちゃん W・コーギー13歳 ♀

●飼主さんコメント
1年以上前から関節炎の影響で後ろ足(左側)を引きずっていたので、薬とサプリメントで様子をみていましたが、突然後ろ足(両足)がまったく動かなくなり、急遽病院へと向かいました。
診察してもらったところ、椎間板ヘルニアの疑いがあるとの診断でした。
手術による治療と鍼による治療について説明を受け、13歳と高齢ということから手術をする場合の麻酔に対するリスクを考え、鍼治療を受けることにしました。
通い始めた頃は力むことができなかったので、治療と並行して排泄介助もお願いしました。
3日目まではお座りをした状態だったのが、伏せをして体を休めることができるようになり、5日目にはヨロヨロと歩けるようにまでなりました。
排尿は腰をあげてできるようになりましたが、排便時にはまだ力が入らず、お座りをしたままで排便するため、お尻でつぶされた状態の便の形でした。
そして1週間経ち、体は斜めになるものの歩けるようになり、排泄も腰を上げてできるようになり、間隔をあけての鍼治療になりました。
鍼治療を始めて2週間、休みながらではあるものの自由に動けるようになり、食欲もわいてきたようで、甘い香りに誘われたのか段ボール箱に頭を突っ込み、りんごをくわえて現れ、笑わせてくれるまでに回復しました。
先生、スタッフの方々には大変お世話になり、とても感謝しております。
これからもよろしくお願いいたします。
●獣医師コメント
空ちゃんは2014年1月頃から後肢に軽い症状(歩行が遅くなる、後肢の震え)が出て、サプリメントを開始。同時に体重オーバー(14kg)だったため、減量をすすめました。
しばらくして、散歩の途中に止まる、階段が登れない、いつも震えている、いつも寝ているなどの症状が出始めたため、レントゲンを撮ると「変形性脊椎症」が認められました。
その後内服薬(ステロイド+ビタミンB1・6・12)とサプリメントの併用により症状は改善。経過をみながら内服薬を中止し、2014年2月からはサプリメントの投与のみになりましたが、なかなか減量は難しいようでした。
2017年8月に体重が16kg近くになったため再度減量をすすめ、減量中の11月(体重13.8kg)に、再び左後肢に軽い症状が出たため内服薬を再開。症状に合わせてサプリメントを併用しました。
2018年12月に突然両後肢が使えなくなり、鍼治療を始めました。
鍼治療2回目には後肢が少し屈伸できるようになり、4回目には腰を上げて2~3歩歩けるようになり、5回目には斜め方向ながらかなりの歩数を歩けるように。さらに9回目にはしっかり立って排便ができるようになりました。
鍼治療の間隔を空けながら順調に回復していき、12回目で鍼治療が終了。歩行状態も良好になりました。
現在体重も10.6kgとベストな状態を保てています。
鍼治療開始時
鍼治療4回目
鍼治療5回目
鍼治療9回目
鍼治療10回目

●飼主さんコメント
1年以上前から関節炎の影響で後ろ足(左側)を引きずっていたので、薬とサプリメントで様子をみていましたが、突然後ろ足(両足)がまったく動かなくなり、急遽病院へと向かいました。
診察してもらったところ、椎間板ヘルニアの疑いがあるとの診断でした。
手術による治療と鍼による治療について説明を受け、13歳と高齢ということから手術をする場合の麻酔に対するリスクを考え、鍼治療を受けることにしました。
通い始めた頃は力むことができなかったので、治療と並行して排泄介助もお願いしました。
3日目まではお座りをした状態だったのが、伏せをして体を休めることができるようになり、5日目にはヨロヨロと歩けるようにまでなりました。
排尿は腰をあげてできるようになりましたが、排便時にはまだ力が入らず、お座りをしたままで排便するため、お尻でつぶされた状態の便の形でした。
そして1週間経ち、体は斜めになるものの歩けるようになり、排泄も腰を上げてできるようになり、間隔をあけての鍼治療になりました。
鍼治療を始めて2週間、休みながらではあるものの自由に動けるようになり、食欲もわいてきたようで、甘い香りに誘われたのか段ボール箱に頭を突っ込み、りんごをくわえて現れ、笑わせてくれるまでに回復しました。
先生、スタッフの方々には大変お世話になり、とても感謝しております。
これからもよろしくお願いいたします。
●獣医師コメント
空ちゃんは2014年1月頃から後肢に軽い症状(歩行が遅くなる、後肢の震え)が出て、サプリメントを開始。同時に体重オーバー(14kg)だったため、減量をすすめました。
しばらくして、散歩の途中に止まる、階段が登れない、いつも震えている、いつも寝ているなどの症状が出始めたため、レントゲンを撮ると「変形性脊椎症」が認められました。
その後内服薬(ステロイド+ビタミンB1・6・12)とサプリメントの併用により症状は改善。経過をみながら内服薬を中止し、2014年2月からはサプリメントの投与のみになりましたが、なかなか減量は難しいようでした。
2017年8月に体重が16kg近くになったため再度減量をすすめ、減量中の11月(体重13.8kg)に、再び左後肢に軽い症状が出たため内服薬を再開。症状に合わせてサプリメントを併用しました。
2018年12月に突然両後肢が使えなくなり、鍼治療を始めました。
鍼治療2回目には後肢が少し屈伸できるようになり、4回目には腰を上げて2~3歩歩けるようになり、5回目には斜め方向ながらかなりの歩数を歩けるように。さらに9回目にはしっかり立って排便ができるようになりました。
鍼治療の間隔を空けながら順調に回復していき、12回目で鍼治療が終了。歩行状態も良好になりました。
現在体重も10.6kgとベストな状態を保てています。
鍼治療開始時
鍼治療4回目
鍼治療5回目
鍼治療9回目
鍼治療10回目
2019年02月17日 (日) | 編集 |
山内 レオンちゃん M.ダックス 16歳 オス
●飼主さんコメント
平成30年9月21日にペットのレオンが「椎間板ヘルニア」を発症しました。
かかりつけの動物病院で手術をすすめられましたが、15歳と高齢ということもあり、どうすればいいか悩んでいました。
後ろ足をひきずり、前足だけで動くレオンが見ているだけで痛々しく、途方に暮れました。
そんなときNHKのTV番組で東洋医学(鍼治療)の特集がありました。
それは、レオンと同じように後ろ足をひきずり、前足だけで動こうとするワンちゃんが鍼治療をおこなったところ、以前と同じように回復し、走りまわれるようになったという内容のものでした。
私はそれを見てこれは鍼治療しかない!と思い、『動物病院 鍼治療』で検索したところ、OK-ONE動物病院がヒットしました。
HPでは鍼治療で回復したヘルニアのワンちゃんの動画がアップされており、「ここしかない!」と早速電話予約しました。
9月26日に病院を訪ね、先生から詳しい説明を聞き、翌27日からさっそく鍼治療が始まりました。レオンは標準体重を2kgもオーバーしているポッチャリ君だったので、とにかく痩せなければとダイエットフードをちょっぴりにして、鍼治療とお薬をほぼ毎日続けました。
しばらくして右足に反応が現れ、続いて尻尾を振るようになり、いまいち反応が悪かった左足も反応を示すようになりました。
約1ヶ月の鍼治療を経て、今では少しぎこちないですが、歩いたり走ったりできるようになり、夫婦で「奇跡だ!奇跡だ!」と大喜びの毎日を送っています。体重もほぼ合格ラインまでダイエットでき、約1ヶ月のレオンの鍼治療&ダイエット作戦が無事終了しました。
沖先生、岩本ナース、岡本ナース、受付の黒河さん、加藤さん、本当に誠心誠意レオンのため、家族のために心を尽くしてくださったこと、心から感謝しています。
OK-ONE動物病院に出会わなければレオンはどうなっていたかと考えると怖くなります。
本当にありがとうございました。これからもレオンとの時間を大切に過ごしたいと思います。
●獣医師コメント
レオンちゃんは、他院で診察の翌日後肢が使えなくなり、1週間毎日レーザー治療と、数回の痛み止めの注射をした後来院されました。レントゲンでは骨に異常はなく、皮膚病は1~2か月前から治療中(内服薬)とのことでした。
当院に来院時の体重は6.85kg。
血液検査でALT 797U/L AST 166U/L ALP 1434U/Lと肝機能を表す数値がかなり高く、慢性肝不全。白血球数もやや高い数値でした。皮膚秒は、発現場所と皮膚状態から何かのアレルギーが疑われました。
皮膚の方は神経の改善にも使うステロイドの内服で経過を診ることにし、慢性肝不全は強肝剤と利胆剤の内服で鍼治療と併行して治療していくことにしました。
鍼治療開始6回目で、右後肢を少し動かし動かせるようになり、腰を少し上げた状態で数秒保てるようになりました。
フードは、肝臓に優しく体重を減量できる療法食へ少しずつ移行してもらいました。
鍼治療12回目で右後肢の力が強くなり、皮膚状態もかなり改善しました。
鍼治療15回目には左後肢にも少し力が入るようになり、16回目には振らつきながら2~3秒ですが歩けるようになり、体重も5.5kgになりました。
以後、少しずつ歩行状態が改善していき、鍼治療は27回目で終了。
少し振らつきはあるものの、しっかり歩けています。ステロイドの内服も中止してサプリメントへ切り替えました。
肝機能は、ALT 180U/L AST 30U/L ALP 687U/L で数値はかなり下がりましたが、肝臓のケアは続けています。
体重は4.7kgです。5.0kg前後を維持できればとてもいいと思います。
鍼治療開始時
鍼治療6回目
鍼治療12回目
鍼治療15回目
鍼治療16回目
鍼治療27回目
愛媛県東温市野田1-18-1
OK-ONE動物病院
●飼主さんコメント
平成30年9月21日にペットのレオンが「椎間板ヘルニア」を発症しました。
かかりつけの動物病院で手術をすすめられましたが、15歳と高齢ということもあり、どうすればいいか悩んでいました。
後ろ足をひきずり、前足だけで動くレオンが見ているだけで痛々しく、途方に暮れました。
そんなときNHKのTV番組で東洋医学(鍼治療)の特集がありました。
それは、レオンと同じように後ろ足をひきずり、前足だけで動こうとするワンちゃんが鍼治療をおこなったところ、以前と同じように回復し、走りまわれるようになったという内容のものでした。
私はそれを見てこれは鍼治療しかない!と思い、『動物病院 鍼治療』で検索したところ、OK-ONE動物病院がヒットしました。
HPでは鍼治療で回復したヘルニアのワンちゃんの動画がアップされており、「ここしかない!」と早速電話予約しました。
9月26日に病院を訪ね、先生から詳しい説明を聞き、翌27日からさっそく鍼治療が始まりました。レオンは標準体重を2kgもオーバーしているポッチャリ君だったので、とにかく痩せなければとダイエットフードをちょっぴりにして、鍼治療とお薬をほぼ毎日続けました。
しばらくして右足に反応が現れ、続いて尻尾を振るようになり、いまいち反応が悪かった左足も反応を示すようになりました。
約1ヶ月の鍼治療を経て、今では少しぎこちないですが、歩いたり走ったりできるようになり、夫婦で「奇跡だ!奇跡だ!」と大喜びの毎日を送っています。体重もほぼ合格ラインまでダイエットでき、約1ヶ月のレオンの鍼治療&ダイエット作戦が無事終了しました。
沖先生、岩本ナース、岡本ナース、受付の黒河さん、加藤さん、本当に誠心誠意レオンのため、家族のために心を尽くしてくださったこと、心から感謝しています。
OK-ONE動物病院に出会わなければレオンはどうなっていたかと考えると怖くなります。
本当にありがとうございました。これからもレオンとの時間を大切に過ごしたいと思います。
●獣医師コメント
レオンちゃんは、他院で診察の翌日後肢が使えなくなり、1週間毎日レーザー治療と、数回の痛み止めの注射をした後来院されました。レントゲンでは骨に異常はなく、皮膚病は1~2か月前から治療中(内服薬)とのことでした。
当院に来院時の体重は6.85kg。
血液検査でALT 797U/L AST 166U/L ALP 1434U/Lと肝機能を表す数値がかなり高く、慢性肝不全。白血球数もやや高い数値でした。皮膚秒は、発現場所と皮膚状態から何かのアレルギーが疑われました。
皮膚の方は神経の改善にも使うステロイドの内服で経過を診ることにし、慢性肝不全は強肝剤と利胆剤の内服で鍼治療と併行して治療していくことにしました。
鍼治療開始6回目で、右後肢を少し動かし動かせるようになり、腰を少し上げた状態で数秒保てるようになりました。
フードは、肝臓に優しく体重を減量できる療法食へ少しずつ移行してもらいました。
鍼治療12回目で右後肢の力が強くなり、皮膚状態もかなり改善しました。
鍼治療15回目には左後肢にも少し力が入るようになり、16回目には振らつきながら2~3秒ですが歩けるようになり、体重も5.5kgになりました。
以後、少しずつ歩行状態が改善していき、鍼治療は27回目で終了。
少し振らつきはあるものの、しっかり歩けています。ステロイドの内服も中止してサプリメントへ切り替えました。
肝機能は、ALT 180U/L AST 30U/L ALP 687U/L で数値はかなり下がりましたが、肝臓のケアは続けています。
体重は4.7kgです。5.0kg前後を維持できればとてもいいと思います。
鍼治療開始時
鍼治療6回目
鍼治療12回目
鍼治療15回目
鍼治療16回目
鍼治療27回目
愛媛県東温市野田1-18-1
OK-ONE動物病院
2017年01月12日 (木) | 編集 |
間部るいちゃん (ヨークシャー・テリア ) 2001年2月20日生 ♀(不妊手術済)
<飼い主さんコメント>
先生、スタッフの皆さんに感謝です。
今の状態になるなんて1年前には考えられませんでした。
先生が試行錯誤しながら治療してくださるのに飼い主が諦めたらダメだと思い、病院から言われることはできる限り実行しました。
そうするうちに徐々に毛並がそろい、毛艶がよくなり、るいも元気になってきました。
このいい状態を維持するよう病院でのチェックを受けながら、るいと一緒に頑張っていきます。
先生、スタッフの皆さん、これからもよろしくお願いします。
<獣医師コメント>
るいちゃんは5歳頃から、皮膚・肝臓・腎臓のケアを行ってきました。
肝・腎の数値も上がったり下がったりで定期的に血液検査をしながら特別療法食や内服薬でサポートしています。
皮膚については、油っぽい毛質で、時々発疹が出て治療していました。
13歳5か月の時に1か月前から足先を舐めて腫れている。右眼の上も腫れているとのことで来院。
診ると、四肢の指間とパットの裏が腫れて、両眼周囲(右眼>左眼)の皮膚が赤く、腫れもありました。胸部、下腹部、鼠径部の皮膚は肥厚して黒色色素が沈着しています。
治療をしながら皮膚疥癬やニキビダニの検査、真菌の検査、甲状腺機能や副腎皮質機能の検査など、皮膚に関する検査は殆ど行いましたが、はっきりと原因が分かりません。
症状や治療経過、皮膚状態を見ながら、薬浴、内服薬・サプリメントなどを変えたり、組み合わせながらの治療となりました。
徐々に治療の効果が出て、毛が生えてきた時は、スタッフ共々感動でした。そして皮膚や被毛が殆ど以前と同じ状態に戻った時、飼い主さんの信頼に感謝しました。
今はu/d(療法食)と腎臓の薬、それに乳酸菌の内服を続け、腎臓・肝臓そして皮膚の状態も落ち着いています。
皮膚の治療を始めた頃。毛がほとんどなく、皮膚は油っぽくなっていました。

四肢先はガサガサです。

少しずつ毛が生えて、薬浴の後も毛がツヤツヤふっくらするようになりました。


四肢先のガサガサもなく、とてもきれいになってきました。


<飼い主さんコメント>
先生、スタッフの皆さんに感謝です。
今の状態になるなんて1年前には考えられませんでした。
先生が試行錯誤しながら治療してくださるのに飼い主が諦めたらダメだと思い、病院から言われることはできる限り実行しました。
そうするうちに徐々に毛並がそろい、毛艶がよくなり、るいも元気になってきました。
このいい状態を維持するよう病院でのチェックを受けながら、るいと一緒に頑張っていきます。
先生、スタッフの皆さん、これからもよろしくお願いします。
<獣医師コメント>
るいちゃんは5歳頃から、皮膚・肝臓・腎臓のケアを行ってきました。
肝・腎の数値も上がったり下がったりで定期的に血液検査をしながら特別療法食や内服薬でサポートしています。
皮膚については、油っぽい毛質で、時々発疹が出て治療していました。
13歳5か月の時に1か月前から足先を舐めて腫れている。右眼の上も腫れているとのことで来院。
診ると、四肢の指間とパットの裏が腫れて、両眼周囲(右眼>左眼)の皮膚が赤く、腫れもありました。胸部、下腹部、鼠径部の皮膚は肥厚して黒色色素が沈着しています。
治療をしながら皮膚疥癬やニキビダニの検査、真菌の検査、甲状腺機能や副腎皮質機能の検査など、皮膚に関する検査は殆ど行いましたが、はっきりと原因が分かりません。
症状や治療経過、皮膚状態を見ながら、薬浴、内服薬・サプリメントなどを変えたり、組み合わせながらの治療となりました。
徐々に治療の効果が出て、毛が生えてきた時は、スタッフ共々感動でした。そして皮膚や被毛が殆ど以前と同じ状態に戻った時、飼い主さんの信頼に感謝しました。
今はu/d(療法食)と腎臓の薬、それに乳酸菌の内服を続け、腎臓・肝臓そして皮膚の状態も落ち着いています。
皮膚の治療を始めた頃。毛がほとんどなく、皮膚は油っぽくなっていました。

四肢先はガサガサです。

少しずつ毛が生えて、薬浴の後も毛がツヤツヤふっくらするようになりました。


四肢先のガサガサもなく、とてもきれいになってきました。

